寝違え

2021年04月21日

こんにちは。オアフ接骨院 院長の星野です。今日は寝違えについて書いてききますね!

特徴

寝ている時や、長時間ある方向に首を傾けた後に首が痛くて動かせない、回せないといった症状が出る。重症な場合しびれを伴う場合もある。年齢などは関係ない。

症状と原因

朝起きると首が痛くて動かせない。睡眠中だけでなく、ソファなどで寝っ転がってテレビを見ていて首が痛くなった。→この症状がいわゆる「寝違え」です。

これは長時間、不自然に首を捻った状態が固定されていたために起こるものです。

この時、肩甲挙筋や僧帽筋が伸ばされた状態が続きます。通常より伸ばされてしまった筋肉は、それをストレスと感じ一生懸命元に戻そうと異常収縮を起こします。そうすると肩甲挙筋や僧帽筋の端が引っ張られ炎症が起きます。この異常収縮により、周辺の血流が悪くなり筋肉は固くなってしまい痛みとなります。

頚部の筋肉

オアフ接骨院での治療の進め方

まず首の動きを確認していきます。

①前屈(前に曲げる)後屈(後ろに傾ける)

②左回旋(左に回す)右回旋(右に回す)

③左側屈(左に倒す)右側屈(右に倒す)

上記6つの動きのうち、痛みや違和感を伴う運動はどれなのか確認します。

次に同じ首の痛みだけど、骨からくる痛みではないか?ヘルニアによる痛みではないか?などを確認するため、首の圧迫テスト(スパーリングテスト)を行います。

この後から治療に入っていきます。

寝違えは放っておいても3週間くらいすれば、自然と治っていきます。しかし、痛みが強くて治まらない場合や、すぐ寝違えを繰り返すという方は受診をお勧めしています。

寝違えてすぐ、自己流でマッサージやストレッチを加えたりすると、かえって炎症が悪化してしまう恐れもあります。痛みが出てから72時間程度は、消炎鎮痛成分の入っている冷湿布を貼るのもおススメです。ただし長時間貼るのは避けて下さい。当院を受診した患者さんに、湿布を長時間貼りっぱなしにしてしまい、皮膚が真っ赤にただれてしまったという方がいらっしゃしました(^^;湿布を貼る目安は2時間程度で十分です。長く貼れば効果があるわけではありませんので・・・かぶれたほうがもっと大変な思いをしちゃいますよ。

寝違えになってしまってすぐは無理に動かしたりしないように安静にしてください(^^)/

もしお身体で不安な事がありましたら、当院まで気軽にご相談ください。

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