足のむずむず・動かさないといられないお悩みの方
2021年10月25日
こんにちは。渋川市のオアフ接骨院 整体院の院長星野です。最近患者さんからよく聞く症状を書いていきます(^^)/
レストレスレッグス症候群では、脚に様々な症状があります。
脚がむずむずする、脚を動かしたくて我慢できなくなる、ほてる、かきむしりたくなる・・・など脚の深部に何とも言えない不快な感じがありませんか?その症状が夕方から夜にかけてあらわれたり、強くなったりする方・・・もしかしたらレストレスレッグス症候群かもしれません。
レストスレッグス症候群ってそもそもどんな病気なの?
レストレスレッグス症候群(restless legs syndrome:RLS)」は“むずむず脚症候群”“下肢静止不能症候群”とも呼ばれ、主に下肢に不快な症状を感じる病気です。夜眠ろうとベッドに入ったときや、新幹線や飛行機、あるいは映画館などでじっと座っているときに、脚の内側から不快感が起こり、脚を動かすと和らぐ・・・といった特徴があります。「レストレ(restless)」とは「そわそわした」、「絶え間なく動く」という意味があります。
日本での調査では、レストレスレッグス症候群の患者さんは人口の2%~4%で、これは200万~400万人にあたります。このうち治療が必要なのは70万人ほどと考えられています。
女性の方が、男性の1.5倍かかりやすと言われています。
あとは年齢が上がるにつれて、レストスレッグス症候群にかかる確率が高くなると欧米で発表されています。
レストレスレッグス症候群は原因によって大きく2つに分けられます。
- 特発性・・・原因が明らかではないもの
- 二次性・・・鉄欠乏性貧血、透析(末期腎不全)、糖尿病、リウマチ、パーキンソン病などほかの病気や妊娠などが原因で起こるもの
レストレスレッグス症候群がなぜ起こるのかは解明されていませんが、主に以下の3つが考えられています。
神経細胞の異常
脳の中で神経どうしの連絡役となっている物質「ドパミン」がうまく働かなくなることによって、症状が現れるという説が有力です。
鉄不足
鉄分は、体内でドパミンを作るのに使われています。鉄分が不足するとドパミンの量が減少し、情報伝達がうまくいかなくなると考えられています。
遺伝
レストレスレッグス症候群は、同じ家族や親族の中でかかりやすいとの研究結果があります。2000年以降に遺伝子の研究が急速に進み、この病気に関係する遺伝子がいくつか見つかっています。
治療法は??
鉄分の補給
- 鉄分不足の場合には、鉄剤を服用します。
- 女性は月経により鉄分不足になることがあります。鉄分の多い食物を摂り、さらに鉄分が吸収しやすくなる栄養素も摂るようにします。
原因となる基礎疾患の治療
- ほかの病気や症状が原因となっていることがあります。ほかの病気や服用しているお薬を医師等に伝えましょう。
カフェイン・アルコール・喫煙を控える
- コーヒーやお茶などに含まれるカフェインは、レストレスレッグス症候群の症状を悪化させ、さらに鉄分の吸収を妨げるため、カフェインを過剰摂取しないようにします。
- アルコール、喫煙もレストレスレッグス症候群の症状を悪化させますので、できるだけ控えるようにします。
睡眠衛生の改善
- 規則的な就寝・起床を心がけます。
- 就寝前の激しい運動は避けます。
- 就寝前に短時間歩いたり、脚のマッサージは良いとされています。
その他
- お風呂やシャワーなどの温度刺激により、症状が軽減することがあります。温かい方がよいか、冷たい方がよいかは個人差があります。
- 全く動かないことや、逆に激しすぎる運動は症状が起きる原因になることがあります。
足の不調でお悩みの方は、ぜひ当院の施術を受けてみてください(^^)/
当院では、身体のバランスを整え健康な状態を保つようにサポートさせていただいております。
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