肘部管症候群

2021年12月17日

こんにちは!渋川市 オアフ接骨院 整体院の樺澤です(^^)今週はまたグッと気温が下がり、いよいよ本格的な冬がやってきましたね。なんだか気持ちもそわそわしだす季節です。体調や不意な怪我など、どうぞお気をつけください♪
さて、今日は少し「肘」のお話をしてみたいと思います。オアフ接骨院 整体院に来院される患者様からもたくさん相談を受けるのが、「肘」の痛み、肘から手にかけての痛みや痺れ、などですが、皆さんも経験があるのではないでしょうか?肘をうったら手が痺れた~という事が。「それはなぜなの?」というと、肘の内側の皮膚の下を走る「尺骨神経」というものが刺激を受けて痺れるのですが、通常、肘を少しうっただけでは痛みは数分でおさまります。しかし、ずっと肘から手にかけての痛みが続いている場合、それは「肘部管症候群」という病気であるかもしれません。


尺骨神経は、上腕、前腕、指先まで伸びる長い神経です。そのため、手に存在するたくさんの筋肉を司る神経のため、ひどくなると手のかなり広範囲の筋肉に萎縮をもたらし、手の骨が浮き出たようになってしまう方もいらっしゃいます。この、「肘部管症候群」の主な症状は、            

○手の親指を開いたり閉じたりする筋肉の一部の萎縮(筋肉が痩せる)                     ○握力の低下                    
○小指、薬指の掌側の痛みや痺れ           
○細かい動作(箸を使うなど)の困難          
○小指、薬指の麻痺による変形

なりやすい方                     
○野球など、肘に負担がかかるスポーツをしている    
○力仕事など、手を酷使する仕事をしている       
○腫瘍などによる神経の圧迫              
○交通事故によるケガ                
○外傷による肘の変形                 

よく、肘を曲げていると痛みが酷くなってくるというのは、肘を曲げた姿勢だと「尺骨神経」が圧迫される為です。診断は、どんな時に痛むのか等の問診や筋肉の萎縮や肘を刺激して痺れが走るかの触診、レントゲンやMRIなどの画像診断、神経が正常に反応するかの神経伝導検査などを行います。                   
治療は、運動や肘への負担を減らしての保存療法、電気治療や温熱治療により痛みや筋肉の硬直をやわらげる物理療法、痛みを抑える鎮痛剤や神経障害を改善する薬を使う薬物療法、の他に、圧迫された神経のせいで萎縮してしまった筋肉や手首や肘の関節が固まって動きにくくなってしまわない為、ストレッチや筋力トレーニングなどの運動療法も効果的です!それでも改善しない場合や痛みが酷くて日常生活に支障をきたすような場合、狭くなってしまった肘部管を拡げる手術を必要とする場合もあります。

体のどこかが痛むというのは辛いものです。早いうちに対処する事で、毎日を楽しく自分らしくすごせるよう自分の体を大切にしていきたいですね(^_^)♪       
オアフ接骨院 整体院は、豊富な治療機器と、豊富な施術メニューで、皆様のお体をサポートさせて頂きます!お体の痛みで不安のある方、オアフ接骨院 整体院へご相談ください。

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