上半身の筋肉とはたらき

2021年03月19日

こんにちは。樺澤です(^^)前回、おもに上半身の痛みや不調についてお話しさせていただきましたが、今日は「そもそも上半身には、どんな筋肉あって、どんな風に使われるの?」というお話を、簡単に書いていこうと思います。動くときに、常に筋肉を意識している、という方は、なかなかいらっしゃいませんよね?しかし実際には、どんな動作にも、使われている筋肉があります。

まずは「首」筋肉です。
 首の筋肉は、首を左右に動かしたり、頭を支えています。頭は思っている以上に重く、体重の約10%を占めているといいます。体重60キロの方であれば6キロもあるという事です。首や肩のコリを訴える方がとても多いのも納得ですね。

次に「肩」筋肉です。
 肩の筋肉は、腕を動かしたり支えたりする筋肉です。「三角筋」「棘下筋」などの筋肉があります。また、「腕」「上腕二頭筋」や、その裏にある「上腕三頭筋」は、肘を曲げ伸ばしする筋肉です。

次に「背中」です。
 背中には、背骨を支える「脊柱起立筋」があります。この筋肉が弱くなると背骨が支えられず、ねこ背の原因となります。また「僧帽筋」は、肩から背中につながる筋肉で、肩甲骨を支えているので、ここが硬くなると肩甲骨の動きが悪くなり、肩コリへとつながります。

続いて「胸」です。
 胸の筋肉で一番大きな筋肉といえば「大胸筋」です。「大胸筋」は、腕を動かしたり呼吸をサポートしたりしています。

「胸」の下には「腹筋」があります。
 「腹筋」には縦にはしる「腹直筋」や、側面から斜めにはしる「腹斜筋」などがあり、腰椎を安定させる役割があります。
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では、これらの上半身の筋肉は日常でどんな事に使っているのか、いくつか例をあげてみます(^^)

例えば、、、
・食べ物をお皿から口まで運ぶ
 これには腕の「上腕二頭筋」などを使います。
・地面に置いた荷物などを持ち上げる
 これには肩の「三角筋」や、背中の「広背筋」などを使います。
・辺りを見回す
 キョロキョロと辺りを見回す動作は、首の後ろの「頭板状筋」を使います。

この他にもたくさんの筋肉や、そのはたらきがあります。こんな些細な動作にも、必ずどこかの筋肉が使われます。
そうです。私たちが生活できているのは、これだけ筋肉が頑張ってくれているからなのです。
それを休めてあげたり、ほぐしてあげないのは、なんだか申し訳ないですよね、、、。
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